【30代/男性】過去に投資用のマンションを購入しローンを組んだが支払いが滞り、破産手続きにより借金が免責された事例

1 事案

 依頼者は若いときに、知人から勧められて、付き合いのために投資用のマン
 ションを購入しました。購入資金はローンを組んでいましたが、購入当時で
 すらローンの月返済額は月の家賃収入を上回っていました。
 依頼者は購入してから10年ほどはローンを返済していましたが、給料の減
 少とともに返済が滞るようになり、遂には債権者から訴訟を提起されてしま
 いました。

 

2 弁護士の活動

 弁護士が依頼者の家計の収支を確認したところ、将来的にもローンの返済は難
 しいことがわかりました。次に投資用のマンションを査定に出したところ、マ
 ンションの価値は残ローンの金額よりも大幅に低い(オーバーローン)ことが
 分かりました。
 そこで、依頼者に説明した上で、破産手続きを取ることになりました。

 

3 弁護士の関与結果

 破産申立後、マンションは競売にかけられ売却されました。
 依頼者には免責不許可事由に該当する事実もなく、半年ほどで免責を受けること
 ができ、残りのローンについても支払いを免れることができました。

 

4 お客様の声

 「マンションのことは、購入してからずっと心に重くのしかかっていた。
 いろいろ反省もしているが、すべてが解決してすっきりしている。」とおっし
 ゃっていました。

 

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