【30代/女性】任意整理により月々の返済負担が減った事例

1 事案

30代女性からのご相談です。          

依頼者はキャッシングにより借入が多くなってしまい、毎月の返済に窮する様になっていました。このままではいけないとお考えになり、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

借入業者数:7社                                   借金総額 :290万円

 

2 方針の決定

依頼者はできるだけ返済して行きたいとのことで、任意整理をご希望でした。

月の収支を確認したところ、任意整理後の返済も可能な状態であった為、ご希望通りの任意整理の方針で手続きを進めることになりました。

 

3 弁護士の活動

まず、各債権者宛に受任通知を送ります。                        これにより、依頼者に直接の取り立てが止まります。

受任通知発送後、取引履歴を取り寄せ、過払い金がある場合には、払いすぎた金額を元本に充当し、借金の減額も行います。その他、借金の長期分割などにより、債務者が可能な支払い計画について合意を形成します。将来の利息のカットの交渉も同時に行います。

 

4 弁護士の関与結果

各債権者との交渉の結果、以下のような長期分割での返済で和解が成立しました。

(任意整理の結果)

A社 月8千円 約5年間での返済
B社 月1万円 約5年間での返済
C社 月5千円 約5年間での返済                            D社 月5千円 約5年間での返済                            E社 月2千円 約7年間での返済                            F社 月2千円 約1年間での返済                            G社 月5千円 約4年間での返済           

結果として、各債権者への月の返済額が約8万円から2万5千円に減額しました。

その他、ご家族に知られたくないとのことでしたので、書類を送付する際は個人名で郵送を行ったり書類送付先のご希望をお尋ねするなど、配慮させて頂いております。

任意整理はご自身で手続きすることも可能です。しかし、業者との慣れない交渉手続きに時間を割かれ、更に法律知識や交渉において業者と圧倒的な技術の差が生まれてしまいますので、弁護士に相談することをお勧めします。

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