【５０代男性、２０代女性】一括請求されている債権も含めて月返済額を大幅に減額した事例

川口市在住の親子の方からご相談いただきました。　　　　　　　　　

ご両名とも携帯料金やショッピングなどによって借入れが増えてしまい、毎月の返済が苦しくなっていました。一部の業者については、すでに一括で請求されている状態でした。

借入業者数：４社　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　借金総額　：それぞれ１５０万円程度
月返済額：６～８万円

ご両名ともお仕事をしており、定期的な収入がありました。相談者の希望は、お二人とも可能な限り返済をしていきたいというものでした。

月の家計の収支を確認したところ、任意整理後の返済も可能な状態でした。一括で請求してきている業者も含めて、任意整理の方針で手続きを進めることになりました。

弁護士がそれぞれの債権者宛に受任通知を送り、直接の取り立て・督促を止めました。

その後、確定した債務額をもとに、弁護士が各債権者と和解交渉を行いました。

各債権者との交渉の結果、すべての借入れについて将来利息をカットする内容で和解をすることができました。

また、長期分割の和解を成功させたことにより、一括請求の債権に対しては分割の利益を獲得し、月返済額が６～８万円から２～３万円に減額しました。

依頼者の方々も「返済が滞ったときはこの世の終わりのような気分だったが、目途がついて本当に良かった。」とお喜びでした。

一括請求されている場合でも、業者との話し合いがまとまれば再度分割での支払いにすることができます。借金の返済にお悩みの方は、まず弁護士などの専門家にご相談いただければと存じます。