【60代/男性】任意整理によって月返済額が半分以下に減額した事例

1 事案

戸田市在住の60代男性からのご相談です。          

依頼者の方はショッピングなどによって借入れが増えてしまい、毎月の返済が苦しくなっていました。返済のために借り入れることも頻繁になったため、一度整理をしないと生活もままならないと思い、ご相談をしていただきました。

借入業者数:6社                                   借金総額 :370万円
月返済額:11万円

2 方針の決定

依頼者の方はお仕事をしており、定期的な収入がありました。そのため、可能な限り返済をしていきたいと考えており、任意整理をご希望でした。

月の家計の収支を確認したところ、任意整理後の返済も可能な状態でした。そこで、ご希望とおりに任意整理の方針で手続きを進めることになりました。

3 弁護士の活動

弁護士が各債権者宛に受任通知を送り、直接の取り立てを止めました。

受任通知発送後、取引履歴を取り寄せ、債務額を確定しました。
一部の借入れには制限利息超の時期があったため、債務の圧縮を行いました。

その後、確定した債務額をもとに各債権者と和解交渉を行いました。

4 弁護士の関与結果

各債権者との交渉の結果、すべての借入れについて将来利息をカットする内容で和解をすることができました。

また、長期分割の和解を成功させたことにより、月返済額が11万円から5万2千円に減額しました。十分に返済可能な範囲で和解がまとまり、依頼者の方も「心理的にすごく楽になった。」とお喜びでした。

任意整理は、月の返済額が下がることによって家計が楽になり、また将来利息をカットすることで最終的な返済額が大幅に下がることで経済的なメリットも大きい手続きです。借金の返済に窮した場合には、まず専門家にご相談いただければと存じます。

 

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