【20代/男性】破産手続きによって借金450万円が免責された事例

1.事案

川口市在住の20代男性からのご相談。

失業時の生活費の他、パチンコなどの遊興費で借り入れをしてしまい、その後返済が難しくなったため、支払いができなくなった事案です。

借入業者数:5社
借金総額:約450万円

保有資産:特になし

2.方針の決定

<お客様との直接面談>

弁護士が、お客様と当事務所にて直接面談を行いました。

<収支の確認と借入れの経緯の確認>

お客様の収入・家計の支出からすると、今後、継続的に返済していくのは難しい状況でした。

借入れの経緯には、パチンコといったいわゆるギャンブルが原因の部分もありましたが、頻度は多くなく、誠実に裁判所に事情を説明すれば免責決定が得られる見込みがありました。

<お客様のご希望の確認と方針の決定>

お客様も破産手続きで一度借金を整理し、再出発をすることを希望したため、破産手続きの方針となりました。

3.弁護士の活動

<受任通知の送付と督促・支払いのストップ>

お客様との委任契約後、すぐに弁護士が各債権者に受任通知を送付し、債権者からお客様に対する督促を止めました。

<資料の収集>

当事務所が各債権者から債権調査票・取引の履歴を取り寄せました。また、お客様のご協力のもと、住民票や銀行口座の通帳の写しなどといった裁判所に提出する書類を収集しました。

<申立て書面の作成と裁判所への提出>

必要書類の収集後、弁護士が借入れ原因や資産の内容をお客様から詳しく聴取し、破産申立てのための書類を作成して、さいたま地方裁判所に提出しました。

4.当事務所の関与結果

申立書を提出した後、裁判所で債務者審尋の手続きが行われ、当事務所の弁護士が同席しました。その後、免責調査のため破産管財人が選任されました。

相談者と管財人との面接や債権者集会・免責審尋期日でも、当事務所の弁護士が同席して、都度フォローをしました。

その結果、無事に免責許可の決定が出され、お客様の借金450万円はすべて免責となりました

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