【20代/女性】破産手続きによって借金約360万円が免責された事例

1 事案

川口市在住の20代女性の方の解決事例です。

借入れの主な原因は、生活費の不足とショッピングでした。
お客様は、それまで勤めていた会社が倒産することになり、そのために返済が困難になっていました。

借入業者数:3社
借金総額:約360万円

保有資産:生命保険

2 方針の決定

弁護士がお客様と直接面談を行い、借入状況や保有財産などについてお伺いしました。
お客様はパートでの収入はありましたが、収入に比べて返済金額が高く今後の返済は困難な状況でした。

また、お客様自身も今後の生活を考え、自己破産手続きを希望していました。
そこで、債務整理の方針は破産手続きとなりました。

3 弁護士の活動

お客様との委任契約後、当事務所の弁護士が各債権者に受任通知を送付しました。
債務整理開始の通知の送付により、貸金業者からお客様への督促や連絡はすぐに止まりました。

債権調査が完了後、裁判所に提出する書類の収集・作成を行いました。
破産手続きは、お客様の財産状況や借り入れの経緯などを、正確に裁判所に説明する必要があります。
本件は、資料の収集などでお客様の積極的なご協力があったため、スムーズに申立書を完成することができ、裁判所に申立てを行いました。

申立て後、約2か月後に裁判所で免責のための期日が開かれました。
川口市在住の方の場合には、管轄は浦和のさいたま地方裁判所になります。
お客様に、裁判所で開かれる期日に出席していただき、当事務所の弁護士も同席しました。

免責の期日は滞りなく進行し、問題なく手続きが行われました。

4 弁護士の関与結果

その後、無事に裁判所から免責の決定がなされ、 約360万円の借金はすべて法的に免責されました。
生命保険を失うこともなく、また仕事にも全く影響はありませんでした。
今回の手続きは同時廃止手続きという簡易な手続きで終わったため、受任から免責まで短い期間で済みました。

借金問題でお困りの方は、是非、川口総合法律事務所にご相談ください。

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