【40代/川口市在住】破産手続きによって借金約480万円が免責された事例

1 事案

川口市在住の40代男性の方の解決事例です。

借入れの主な原因は、生活費の不足とショッピングでした。
お客様は、病気が理由で職を転々とすることがあり、
収入不足のときに借入れをした借金が多額になったため返済が困難になっていました。

借入業者数:5社
借金総額:約480万円

保有資産:自動車(10年以上前の年式のもの)

2 方針の決定

当法律事務所の弁護士が、事務所においてお客様と直接の面談を行い、
保有財産や借入の状況、家計の収支等の確認を行いました。

お客様は就業していたものの、月の返済金額がすでに多額になっていたため、
今後の返済は困難となっていました。
面談当初、お客様は破産と任意整理で迷っていましたが、
自身の収支状況を客観的に把握したところ、破産を希望したため方針は破産となりました。

また、費用については、収入から無理のない範囲でも分割でのお支払いとなりました。

3 弁護士の活動

お客様との委任契約後、当法律事務所が各債権者に債務整理の受任通知を送付しました。
債務整理開始の通知の送付により、各貸金業者からお客様への督促や連絡はすぐに止まりました。

債権の調査が終了した後、裁判所に提出する資料の収集・作成を行いました。
破産手続きは、お客様の資産の状況や借入れ・返済不能に至った経緯などを裁判所にきちんと説明する必要があります。
そのため、銀行の口座の履歴などの資料をお客様に提出していただくことになりますが、
本件では積極的なご協力があったためにスムーズに収集することができました。

その後、弁護士が管轄の裁判所に破産手続き開始の申し立てを行いました。
川口市在住の方の場合には、管轄は浦和にあるさいたま地方裁判所になります。
申し立て時はコロナ禍のため、お客様が裁判所に行くことはなく、手続きが行われました。
(通常は免責の期日が指定され、その日にお客様が裁判所に赴きます)

4 弁護士の関与結果

手続き(同時廃止という簡易な手続きの事件となりました。)は無事に進行し、裁判所からの免責の決定によって約480万円の借金はすべて免責されました。
自動車についても維持することができ、生活や仕事にも影響はありませんでした。

借金問題でお困りの方は、是非、川口総合法律事務所にご相談ください。

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