【50代/女性】完済した貸金業者から、総額70万円の過払金を回収した事例

1 事案

50代女性の方からのご相談。
過去に消費者金融会社と信販会社のキャッシングの利用があったため、過払金
の回収を希望していました。

(債務の内容)
業者数:2社
債務額:いずれも完済 完済してから4年程度
取引期間:10年~

  

2 弁護士の活動


ご申告いただいた取引状況からすると、過去に借入があった2社の貸金業者・信
販会社のいずれも過払金が出ている可能性は高いものでした。

そこで、弁護士が各貸金業者に受任通知を送り、取引履歴を取り寄せました。
ご相談時には各貸金業者の資料をすべて捨ててしまったとのご申告でしたが、
取引履歴の取り寄せには全く支障がありませんでした。

取り寄せた取引の履歴を利息制限法の定める法定利率で引き直して計算したと
ころ、過払金が確認できました。

その後、弁護士は各業者に過払金の請求を書面で行いました。
 

3 弁護士の関与結果


債権者2社との交渉の結果、総額で70万円の過払金を回収することができました。

今回のお客様の取引状況には特に論点もなかったため、比較的早く事件が終結し、
かつ高い回収率となりました。

最近では過払金返還請求権が10年の時効にかかってしまっている案件も増えて
います。過払金の回収をお考えの方は、早めに弁護士に相談することをお勧めし
ます。

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