【３０代／男性】任意整理により月返済額が８万円から４万円に減額、将来利息もカットできた事例

川口市在住の３０代男性からの債務整理のご相談です。　　　　　　　　　

依頼者の方は遊興費などで複数の金融業者からキャッシングを行っていました。
３年ほどで借金額が膨らみ、返済が難しくなってきたため当事務所に相談にいらっしゃいました。一部の金融業者からは会社への連絡もなされており、依頼者はかなり悩んでいました。

借入業者数：４社
借金総額　：約２５０万円
月返済額：８万円

依頼者の方はできれば破産は避け、任意整理により返済をしていきたいとのご希望でした。

そこで、依頼者の家計の収支をお聞きしました。
依頼者は、会社員として勤めており、毎月の定期収入がありました。
他方、支出は多めでしたが、きちんと切り詰めれば十分な返済原資を捻出することが可能でした。

そこで、任意整理の方針で進めることになりました。
任意整理は長期間返済をしていく手続きのため、返済の原資を出せる見込みがないと途中で返済不能になってしまいます。
そのため、家計や返済にあてる原資の見込みを確認することが重要になります。

弁護士が各債権者宛に受任通知を送り、依頼者に対する直接の取り立てを止めました。
もちろん、依頼者の会社に債権者から連絡がいくこともなくなりました。

各金融業者から送られてきた債権届をもとに債務額を確定し、各債権者と和解交渉を開始しました。

各債権者との交渉の結果、４社すべての借金について将来利息をカットする内容で和解をすることができました。
また、４社とも６０～３６回の長期分割和解を成功させてため、月の返済額が８万円から４万円に減額しました。

家計の支出が楽になったことで、依頼者の方も「ほっとした。今後はきちんと返済ができそうだ。」と喜んでいただけました。

任意整理は、月の返済額が下がることによって家計が楽になります。

また将来利息のカットも経済的には大きなメリットとなります。
１００万円の借り入れで標準的な利息１８％とすると、１年間で１８万円もの利息になります。
これではいくら返済をしてもなかなか借金が減りません。
将来利息のカットや減率は非常に重要な要素です。

返済に困っている方は、豊富な実績を持つ川口総合法律事務所に是非ご相談ください