【40代/女性】時効の援用により借金95万円が全部無くなった事例

1 事案

川口市在住の40代女性の方からのご相談。15年以上前に借入れをしていた業者の債務整理をしたいとのご希望で来所されました。

お客様は長らく返済をストップしていましたが、最近になって弁護士名で頻繁に督促が始まったとのことでした。

  (債務総額)約95万円

  (債務内容)消費者金融1社からの借入れ

    (所有財産)特になし

2 方針の決定

お客様のご記憶や持参した資料を弁護士が確認したところ、時効の援用ができる可能性がありました。

何度か引っ越しをしていたため、裁判提起がなされたかどうかは不明でした。

3 弁護士の活動

弁護士は契約後すぐに貸金業者に受任通知を送りました。その結果、業者からの督促はすぐに止まりました。

その後、弁護士が業者から取引の履歴を取得したところ、最終取引からゆうに5年以上が経過していました。

そこで当事務所は、内容証明郵便で業者に時効の援用通知書を送付し、消滅時効を援用する旨の意思表示を行いました。
同時に、弁護士が業者に連絡を取って、訴訟提起による請求などの時効中断の事由があるかを確認しました。業者からは、時効中断の事由は特になく、時効消滅で処理をする旨の回答がありました。

4 弁護士の関与結果 

消滅時効の援用により、貸金業者からの約95万円の借入れはすべて無くなりました。

貸金業者からの借入れは、最後に取引をしてから5年で時効消滅することがほとんどです。

長らく返済していない業者から督促が来た場合には、当事務所にご相談下さい。

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