【川口市在住／５０代男性】破産・免責によって、借金約４００万円の支払い義務がなくなった事例

川口市在住の５０代男性の方からのご相談です。

失業により生活費などを借り入れし、さらに父親の借金を相続したために返済ができなくなってしまった事案でした。

借入業者数：８社
借金総額：約４００万円

保有資産：特になし

父親の借金については、相続放棄をせずに熟慮期間が満了していたため、これから放棄をすることは難しい状況でした。

当事務所の弁護士が、ご相談者様と直接面談をし、ご事情を聞き取りいたしました。

借金の金額も多く、相談者の方が今後継続的に返済していくのは難しいとの判断になりました。
相談者様も破産手続きでの整理を希望し、当事務所にご依頼いただきました。

ご依頼いただいた後、弁護士が各債権者に受任通知を送付し、債権者からお客様に対する督促・支払い請求を止めました。

その後、お客様のご協力のもと、裁判所に提出する書類を収集し、資産・債権の調査を行いました。

必要書類の収集後、弁護士が破産申立てのための書類を作成し、裁判所に提出しました。

相談者の方は大きな資産がなく、特に調査すべき免責不許可事由もありませんでした。
そのため、裁判所は破産手続きを簡易な同時廃止手続きで進めることに決定しました。

その後、裁判所で開かれる免責審尋期日には、弁護士が同席のもと依頼者の方に出席していただき、問題なく手続きが進みました。

その後、無事に免責許可の決定が出たため、相談者の方の借金はすべて免責されました。
お客様にもしっかりご協力いただけたため、非常にスムーズに手続きが終わりました。