【40代/女性】貸金業者3社から、総額60万円の過払い金を回収した事例

1 事案

埼玉県川口市在住の40代女性の方からのご相談。

消費者金融会社3社からのキャッシング利用がありましたが、その後完済しており、過払金の回収を希望して当事務所にご相談いただきました。

(債務の内容)
業者数:3社
債務額:いずれも完済 完済してから9年程度
取引期間:7年~10年

 

2 弁護士の活動


かなり古い時期の取引であり、利息制限法の定める金利を超えて貸し付けをしている可能性が高い事案でした。

ご契約後、当事務所の弁護士が貸金業者に受任通知を送りました。
また、同時に業者に対して取引履歴を送付するように求め、1~3カ月程度ですべての業者から取引履歴を取得しました。

一部の業者については、すでに完済から10年経っており時効になっていましたが、残りの業者は完済からぎりぎり10年を経過していませんでした。
そこで、取り寄せた取引の履歴を利息制限法の定める制限利率で引き直して計算したところ、過払金の存在が確認できました。

計算した過払金の金額をもとに、弁護士が貸金業者に対して、過払金返還の請求をしました。
 

3 弁護士の関与結果


時効になってしまった1社以外の債権者2社と弁護士が交渉を行い、その結果、総額で50万円の過払金を回収することができました。

この事案では、一部の業者に対する過払い金について残念ながら時効になっていましたが、残りの業者についても、時効ぎりぎりでした。
時効になってしまうと、過払金の回収はほぼ不可能になってしまいます。
過払金が気になる方は、是非早めにご相談いただければと思います。

 

当事務所の解決事例に戻る>>

解決事例の最新記事

過払い金の最新記事

  • 初回相談料0円 お気軽にお問合せ下さい!