【40代/男性】弁護士介入により、時効援用・任意整理を行い、返済額が大幅に減少した事例

1 事案

10年以上前まで借入れをしていた業者から、督促がきたとのことで来所頂きました。返済中の業者もこの際、整理してほしいとのご要望をいただき、債務整理に着手致しました。

  (債務総額)約150万円

  (債務内容)消費者金融2社からの借入れ

    (所有財産)特になし

 

2 方針の決定

依頼者が持参した資料を弁護士が確認したところ、1社は時効援用ができる可能性がありました。

残りの1社は督促が来ていないため詳細不明であり、業者からの取引履歴・債権届を見て方針を決めることになりました。

 

3 弁護士の活動

弁護士は契約後すぐに貸金業者に受任通知を送り、これにより業者から依頼者への督促がストップされます。のちに業者から取引の履歴を取得しました。

その結果、かつて取引のあった1社は時効になっている可能性が強まったため、内容証明郵便で業者に通知書を送付し、消滅時効を援用しました。                    こちらの業者は、消滅時効の援用に対して、特に争わない旨を連絡してきました。

 

4 弁護士の関与結果 

消滅時効の援用により、貸金業者からの約50万円の借入れはすべて消滅しました。

返済中であった1社に関しては、任意整理により毎月の返済額が大幅に減少されました。

貸金業者からの借入れは、最後に取引をしてから5年で時効消滅することがほとんどです。ただし、承認行為をしたり、判決を取られてしまうと時効が中断したり時効援用が出来なくなってしまうことがあります。                                 長らく返済していない業者から督促が来た場合には、当事務所にご相談下さい。

 

 

 

 

 

 

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