【３０代／女性】破産手続きによって、借金２００万円が全額免責された事例（同時廃止の事案）。

川口市在住の3０代の女性の方から、債務整理のご相談をいただきました。

生活費や教育費などで５社の信販会社・消費者金融から借入れをしていましたが、離婚などがきっかけで支払いが困難になってしまった事案です。

借入業者数：５社
借金総額：約２００万円

保有資産：特になし

相談者様はなんとか返済をしようと頑張っていましたが、自転車操業状態であり、これ以上の返済が困難になっていました。

川口総合事務所の弁護士が、ご相談者様と直接面談をし、債務整理の方法についてご説明しました。

相談者様の収入と月返済額を比較したところ、今後継続的に返済していくのは困難でした。
相談者様も無理して返済を継続するよりも、一度リセットしての再スタートをご希望されていたため、破産手続きの方針となりました。

ご契約後、弁護士が各債権者に受任通知を送付しました。受任通知の送付により、債権者からお客様に対する督促・支払い請求はすべて止まりました。

督促を止めている間に、裁判所に提出する書類を収集し、資産・債権の調査を行いました。

必要書類の収集後、弁護士が破産申立てのための書類を作成し、裁判所に提出しました。

相談者の方は見るべき資産がなく、特に調査すべき免責不許可事由もなかったため、裁判所は破産手続きを簡易な同時廃止手続きで進めることに決定しました。

その後、裁判所で開かれる免責審尋期日に、依頼者の方に出席していただき、弁護士も同席しました。

その後、無事に免責許可の決定が出たため、相談者の方の借金はすべて免責されました。

お客様からは、

「破産という名前に抵抗はあったが、丁寧に手続きを進めてもらい、今ではありがたい制度だと思っています。借金のストレスから解放されたことは何よりの喜びです。」

とのお言葉をいただきました。